8月のかんがえごと

こんにちは。司法書士法人UNIBESTの岩白です。

この度、全国司法書士法人連絡協議会(法人協)でのテレワーク検討プロジェクトチーム(PT)発足にあたり、私もメンバーとして参加することになりました。

世情は既に「コロナ前に戻る」という選択肢を捨てつつあります。
これはコロナ前からの大きな流れを見ても当然のことでしょう。

有効なテレワーク方法の確立をはじめとしたコロナ対策は、スタッフはもちろん、業界・社会全体を守ることに繋がります。
このような取り組み自体が選ばれる理由になる。そんな時代が既に到来していると考えています。

CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造・本業での社会貢献)という考え方が経済界に浸透し始め、儲け優先ではなく、本業を通じてどう社会に貢献するかということが注目され始めました。
似たような考え方は、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)といった形で以前からありましたが、「本業を通じて」というところが異なるところです。

この違いへの注目は、個人的にはSDGsのS(Sustainable=持続可能な)に端を発するものと想像しています。
本業以外の社会貢献は持続可能性がありません。
本業が傾いたときには社会貢献どころではなくなってしまいます。
そうではなく、本業での社会貢献を考えることで、企業も成長し、それがそのまま社会貢献となる仕組みを作る。
こういった取り組みを行っているか否か、ということが、これからの時代に選ばれる企業の基準になってくるはずです。

テレワークのような取り組みを成功させている事務所は数多あるはずと思っていましたが、全国のトップランナーが集う法人協でこのPTが発足するということは、やはり業界をとおしてまだまだ課題は多いということなのでしょう。
今回のこのPTへの参加は、業界の最先端でものを見ることができる非常に意味のある機会だと感じています。