12月のかんがえごと~耳掃除をマーケティング、コストの視点で考える~

こんにちは。司法書士法人UNIBESTの岩白です。

2020年も年末に差し掛かりましたが、コロナ一色の一年だったように思います。誰にきいても、今年はあっという間だったという感想のようで、やはり例年と異なる動きを強いられ、ある意味では新鮮な体験の多い一年だったということでしょう。引き続き、くれぐれもお気をつけください。

さて、先日、企業再生専門の公認会計士である友人と話をしていて、ひょんなことから耳掃除の話になりました。これがマーケティング、コストの視点から見てみることによって、非常に面白い展開となりました。

彼は、耳掃除に綿棒を使うそうです。それも黒綿棒。綿棒の色を黒くしただけの商品ですが、耳垢がすごく採れているのがわかってよいのだとか。あまりに気持ち良いので、1回の耳掃除に2本綿棒を使うそうです。そうすると、2倍の速さで綿棒が減るわけですから、2倍の速さでリピート購入することになり、綿棒会社としては固定客をつかまえて、かつ2倍の売上になる計算です。色を黒くしただけで、です。これを考えた人は非常に優秀なマーケッターだという話になりました。

ところで、調べてみますと黒綿棒は通常の綿棒よりも値段が2倍近くしており、1本約4円になるとのことでした(その後、私の家の近所の薬局で実物を見てみましたところ、白綿棒と変わらない金額で売っていました。)。そうすると、彼は1回の耳掃除に約8円のコストをかけていることになります。

一方で、私は綿棒ではなく、ヘラ型の耳かきを使っています。これは10年以上前に100円ショップで買ったもので、減価償却はとうに済んでいると考えられます。つまり、現在私の耳掃除にかけるコストは0円。ずいぶんとコストに差が出てしまう結果となりました。

耳垢には遺伝でカサカサ派(7割)としっとり派(3割)があるというのは有名な話ですが、綿棒を使うのはしっとり派、耳かきを使うのはカサカサ派が多いそうです。耳かきにも色々種類があり、しっとり派にはスクリュー型がお勧め、カサカサ派にはヘラ型がお勧めだそうです。

奥深き、耳掃除の世界…。