こんにちは。司法書士法人UNIBESTの岩白です。
長かった緊急事態宣言が東京で明け、マンボウに移行しました。
二週間の短期決戦という話でしたが、ふたを開ければ延長からの延長。
私は、宣言や延長はしかたがないという立場ですが、このあたりの政府の「見せ方」はいかがなものかと思わずにはいられません。
私含め、実際に二週間で終わると思っていた人はおそらくいないのでは…。
さて、以前は、緊急事態宣言が明けたら飲みに行こう、せめてランチでも、という話が出ることが(実際に行く、行かないは別として)ちょくちょくありましたが、ここのところめっきり少なくなったと感じでおります。
これは、世の中がいわゆる「ニューノーマル」に適合しだしたことのあらわれではないかと見ています。
その前提に立つと、将来コロナが終息した後は、これまでどおりお店で飲む派と、もともとそのような場があまり好きではなく、そういった場に顔を出さなくなる派に大きく二分されるのではないかという予想が立ちます。
折しも、お酒の席の魅力の低下、仕事上のお付き合いなど行きたくない飲み会への出席に対する否定的な態度が、近年の価値観としてコロナ前から醸成されてきています。
二分された派閥は互いに干渉することなく、棲み分けが進んでいくのではないでしょうか。
だとすれば、ビジネスの世界も、とりあえず食事の席を設けてビジネスに繋げていくという手法は、なくなりはしないでしょうが、古くさいやり方というイメージに変わっていく(既に変わっている?)かもしれません。
気軽に「飲みに行きましょうよ!」と誘えない時代がくる(既に来ている?)のでしょうか。
私は、仕事上でもプライベートでも、好きな人たち、気の合う人たちとお酒を飲むのは好きです。
そういう飲み会も気軽に開催できない世界になってしまうとしたら寂しいことですが、要するに「配慮」の問題でしょうから、自分の好きな人、気の合う人が、本当に望んでいるのかどうか、きちんと配慮する、当たり前のことをしっかりやりましょうという世界になっていくのならよいことだと思います。