デジタルの資産を確実にご家族に遺すために
「デジタル遺産」というキーワードが、近時注目を集めています。デジカメに保存された写真からPC・スマホ内の各種データまで、個人所有のデジタル機器には膨大なデータが保存されています。またインターネットを経由して、WEB上、クラウド上にも、個人に関する大量のデータが蓄積されています。
これらのデータの中には仮想通貨やSNSアカウントなど、財産的な価値を持つものも少なくありません。現金や不動産など従来の資産と同様、あなたが亡くなったあとに、これら財産価値のあるデータを確実にご家族に承継するために、「デジタル遺産」についての対策が必要な時代がきています。
仮想通貨の承継対策が不可欠
デジタル遺産はまだまだ新しい概念であるため、その相続財産としての扱いについては、法整備やサービス提供企業の対応が追いついていない面も多くみうけられます。法律や具体的手続きに精通した専門家によるアドバイスが有効となります。当事務所では、デジタル資産の中でも特に財産性の高い、仮想通貨の承継対策をサポートいたします。
※仮想通貨(2020年5月の資金決済法改正により、法令上の正式名称は「暗号資産」に変わりました)とは、決済の手段として使用され、財産価値をもつ電子データのこと。日本円や米ドルなどの法定通貨(お金)に相当する利用価値・財産価値を持ったデータのことです。ビットコインやイーサリアムなどが主要な仮想通貨として知られています。本来は決済手段として開発されたものですが、現時点では、その価格変動に着目して投資対象とされているのが実情です。
例えば、あなたが仮想通貨の取引をしていたことをご家族が知らなければ、あなたが亡くなったあと、その仮想通貨はご家族に承継されないまま忘れ去られてしまうかもしれません。反面、仮想通貨の保有には秘密鍵(パスワード)の管理が不可欠ですから、生前に詳細な情報をご家族に伝えるわけにもいきません。
仮想通貨の存在を相続人に確実に伝えること。そして、管理情報を生前には安全にかつ死後には確実に保管・承継すること。仮想通貨の安全・確実な承継には、専門知識に基づく対策が不可欠です。
まずはご相談ください
当事務所では、従来の司法書士業務である相続手続きや財産管理に加え、デジタル遺産にまつわる法律上・手続き上の最新情報を積極的に収集し、遺言・事務委任・信託・任意後見・貸金庫利用など、様々な手法を組み合わせた安心・安全な仮想通貨承継対策を提供しております。お客様の保有する仮想通貨、管理方法にあわせ、最適な方法をご提案させていただきます。まずはご相談ください。