ごあいさつ
2008年3月に立川にて山口会長と司法書士事務所をスタートさせた時には、会長と私のたった2人だけでした。それが途中で行政書士事務所を内製化し、グループ総勢20名前後のスタッフが勤務するまでになりました。
業界を取り巻く環境についても変化が激しい時代にあってここまでやってこられましたのも、スタッフの頑張りと共に皆様のご支援があってこそだと思っています。感謝申し上げます。
私たちの業務は登記や測量といった手続き的な業務も多いですが、ややもすると単なる手続き屋となってしまうこともあり得ます。しかし当グループは、なぜ贈与の登記をするのか?なぜ分筆をするのか?といった登記・測量の手続きに至る一歩手前まで踏み込んで寄り添える専門家でありたいと思っています。
前任者の会長がよく「心のあり方」を大事にしなさいと言われていました。結果はもちろんのこと、結果へと至るプロセスも大切にするということだと理解しています。
事務所設立当時に比べると、現在の業務の進め方は全く異なっています。クラウド上のスケジュール帳でスタッフ全員の予定をそれぞれが把握でき、必要書類は全てデータ化されいつでもどこからでもアクセスでき、自宅に居ながらにしてテレビ会議システムで経営会議を行う。たかだか10年ちょっとでもこの変化です。
AI、IoTといった新しい技術の浸透により、今後、益々合理的・効率的な社会へと進んでいくのでしょうし、当グループもそのテクノロジーの恩恵にあずかることになります。
ただ、合理性・効率性(ゴール・結果)の追求一辺倒ではなく、そこに至る過程(プロセス)にも寄り添うというマインド(「心のあり方」)を大事にする、大事にできるグループであり続けたいと思っています。
当グループに関わるすべての方々に感謝します。いつもありがとうございます。
プロフィール
1972 東京都西多摩郡五日市町(現あきる野市)に生まれる
1991 東京都立立川高校卒業
1996 早稲田大学理工学部建築学科卒業