立川市の社会教育系団体として登録され、援農活動やユニークな終活講座など、多彩な活動をされている、「多摩グリーン・ツーリズムクラブ」(略称TGTC)さんからご依頼を受け、民事信託やその周辺制度に関してお話をさせて頂きました。
とても皆さん勉強熱心な方々で、気温が35度を超える日にもかかわらず、リスルホールにお集まりいただき、講座後も皆さんが積極的に質問なさるなど、活気のある団体だなと感じました。
TGTCの代表幹事である磯崎氏に伺ったところ、この団体が特に大切にしていることとして、その活動方針があるそうです。
具体的には、メンバーに対して何を提供し、何をして頂くか、ということなのですが、
TGTCは、そのメンバーに対しては、
①終活ステージ全体を俯瞰し課題を整理してもらう
②自らの意思で自分らしいシナリオを組み立ててもらう
③家族との対話
④少しずつ人生に折り合いを付けながら覚悟を固めていくこと
を働きかけ、
これらをサポートできる情報の提供と、いつでも相談ができる環境を整え、
最終的には、
「人生のリスク対応ができたらより人生を楽しむことに注力頂く」
という点を大切に活動している、とのことでした。
個人的には、援農活動で頂いた農作物を、フードバンクへ寄付するなど、社会的にも意義のある活動団体だと思いますので、今後も地域で連携して、色々な活動が出来たらいいな、と感じました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
司法書士法人UNIBEST
井出