後見diary 2024年-その8

一人暮らしの認知症の被後見人様のご自宅がゴミ屋敷状態であることも珍しくありません。
衣類や日用品の散乱、食品の腐敗や汚れものがあったり様々ですが、認知症を発症し家に居られない容態になるギリギリまで自力でがんばって生活していたご本人の痕跡に涙がでそうになります。

被後見人様が亡くなりました。
面談に行くと昔話や盆踊りを見せてくださったり、直筆の年賀状を書いてくださったこともありました。
後見人としてお亡くなりになるまで伴走できてよかった気持ちと淋しい気持ちで言葉がまとまりませんが、心よりご冥福をお祈りします。

住所がご自宅のままで施設ではない被後見人様の場合、ご自宅の郵便ポストを定期的にチェックしています。
郵送物はわかるもの全て後見人宛に送付先を変更していますが、それでもダイレクトメールやイレギュラーな郵便が入っているものです。

被後見人様のパーソナリティによっては、気になることがあると毎日のようにお電話をかけてしまう方もいます。
これが個人の後見人だと大変なところですが、法人の強みで複数名で対応することで負担を軽減しています。