うん、おおよそ、そういう理解でいいよ。

よしきた、じゃあ今回は地域包括支援センターについて解説するよ！

地域包括支援センターっていうのは、
だいたい地域の中学校区に一つくらいの割合で設置されるよ。
都心部であれば、中学校区っていうのは、おおよそ2～3万人を目安に置かれるから、
地域包括支援センターもそれと同じくらい、つまり、一つの地域包括支援センターで
２～３万人くらいをカバーしているってイメージだね。

ご名答！立川市には、
①南部西ふじみ、②南部東はごろも、③中部たかまつ、
④北部東わかば、⑤北部中さいわい、⑥北部西かみすなと、
全部で６つの地域包括支援センターがあるよ。

ざっくりというと、
高齢者に関するなんでも相談窓口って感じだね。
だから、高齢者以外の人からの相談にも乗ってくれるよ。

もちろん、大丈夫。
地域包括支援センターには、保健師さんや、社会福祉士さん、
主任介護支援専門員（主任ケアマネージャー）さんが必置となっているから、
そういった福祉や医療の専門家が相談に乗ってくれるよ。

もちろん大丈夫。
親の高齢化による問題が生じているということだものね。
精神疾患とか知的障害に関しては、
直接地域包括支援センターが対応できない場合もあるけど、
その場合でも支援をしてくれる機関につなげてくれるよ。

そうだね。
正解を先に言うと、同じでもあるし、違う場合もある、ということ。

まあまあ落ち着いて。
そもそも地域包括支援センターは、
中学校区を目安に、市区町村が設置しなきゃいけないんだよ。

そうなんだよ。
市が設置しなきゃいけないんだけど、
運営については、市がそれを外部に委託している場合が多いんだよ。
病院や高齢者施設の法人に委託したり、自ら市がやったりする。
その委託先の一つに社会福祉協議会もあるんだよ。

例えば、立川市だと、全部で6つある地域包括支援センターのうち、
4つは高齢者施設などを運営している社会福祉法人へ委託され、
1つは病院などの医療法人へ、もうひとつは社会福祉協議会に委託されているよ。

そうだね、そこが両者の違いだよね。

一つは、複数の地域包括支援センターがあるから、その取りまとめ役が必要になるからということ。
社会福祉協議会が運営する地域包括支援センターがあると、
そこが調整役になれるんだよね。これを基幹型地域包括支援センターというんだ。
二つ目は、地方だと委託する先の法人が少ないので、社会福祉協議会に頼むという実情もあるんだ。

あはははは、そうだね。混乱しちゃうよね(笑)

国主導で地域包括支援センターを地域のよろず相談窓口として
整備していこうという動きも出てきているよ。
特に高齢者については、ご家族の中に障害者がいらしたり、
引きこもりやDVなど様々な問題が複雑に絡んでいるケースが
増えてきているという背景も関係しているね。

それから、元気な高齢者でも一度、
近所の地域包括支援センターへ顔を出してみる、というのも良いことだよ。
地域包括支援センターに、自分の存在を記録しておいてもらうと、
何かあった時に、スムーズな対応をしてくれるから、おすすめだよ。

眠くなってきちゃったから、またね。