どういうイメージを持ってるの？

よしわかった、じゃあ今回はこの二つを解説するよ！

社会福祉協議会っていうのは、だいたい市区町村にひとつあるよ。
歴史的な経緯を話すと長くなっちゃうので、
ザックリ解説すると、要するに市役所などの福祉課。

もともと福祉については全部市役所内の福祉課がやっていたんだよ。
でも、福祉って実働が多いでしょ。
地域を訪問したり、地域サービスを行ったり。
そこで、市役所の福祉課から、実働の部分を市役所から切り離したのが
社会福祉協議会なんだ。
だから、市役所の福祉課は福祉の事務手続が専門で、実働はしないんだよ。

まあこれはかなりザックリした解説なんだけど、大体あってると思う。
だから、市役所の福祉課と地域の社会福祉協議会の関係は、
親子関係みたいなものなんだね。

そうだね、社会福祉協議会の局長などは、
その地域の市役所から職員が出向している、なんてケースも結構あるんだよ。
だから、社会福祉協議会の組織風土も、結構市役所に似てる部分もある。
組織体制や内部文書の書き方、給与制度なんかも似ているところは多いよ。

社会福祉協議会って、「協議会」って名前に入っているでしょ。
だから、本来は、地域の市民と協議して、
その地域に必要な福祉サービスをみんなで考えたり、運営したりするんだ。
だから、カバーする領域は高齢者に限らず、福祉全般といえるね。

その通り！
例えば、社会福祉協議会が新しい福祉サービスを開始して、
地域で軌道に乗ってきたら、民間に渡していく、なんてケースも多いよ。
民間ではまだ採算が取れず、なかなかやれないような福祉サービスを引き受ける、
なんてこともあるね。

今日は長くしゃべりすぎたから眠くなっちゃった。
続きはまた次回にね。