補助者受験生、初決済までの道【第4話・唐揚げと取下げ】

受験生と学ぶ、不動産決済基本のキ。

司法書士の業務である、不動産登記決済
これらについて、皆さんはどのような印象をお持ちですか?
普段の暮らしではなかなか聞かない用語ですし、何となく難しそうな印象もあって、具体的なイメージがわきにくいのではないでしょうか。
実は不動産登記や決済は皆さんの土地や家を守るための大事な仕組みなのですが、一般の方からは理解しにくいという声もよく聞きます。

さて、UNIBESTには司法書士の補助者として働きながら勉強を続け、司法書士試験の合格を目指す受験生がいます。
そこで、受験生の彼が不動産登記や決済について感じた疑問を自ら調べ、また時には先輩にぶつけ、皆さんと一緒に楽しく学んでいけるようなコンテンツを始めました。

「司法書士」と「一般の方」の中間的な立ち位置である、受験生ならではの目線でわかりやすくお伝えしていきます。
ぜひご覧ください!


おはようございます。
昨日お願いされた相関図が完成したので、チェックをお願いします!

ありがとう、了解です……ってコレ!


お客様の名前が「出(で)さん」じゃなくて
出(どんで)さん」になってるよ!!

えっ!!出(どんで)さんじゃないんですか!?
すっかり勘違いしていました……

まぁ戸籍の文字は小さいし、
昨日軽く見たときに私も気づけなかったから。
……って、そんなに青ざめるようなことかい?

実は昨日、封筒を「出様」宛てにして見積書を送ってしまったんです………
どうしましょう……

あ~それは失礼なことをしたね。
井出様には私の方からお詫びの電話を入れておくよ。

すみません!!
完全に私のミスです!

大丈夫だから落ち着いて。
……そうだ、といえば事務所の横にあるあのお店だ。
今日のお昼はあそこの唐揚げ丼をご馳走しよう!


餃子のさんくみさんの
唐揚げ食べ放題ランチ

このお店は事務所のすぐ近くにあるし、
ランチは980円で唐揚げとライスが食べ放題
だから皆よく行くんだ。
好きなだけおかわりしてね。
(参考:立川でなに食べる?/餃子のさんくみ)

お気遣いありがとうございます……とてもおいしいです……

それは良かった。
でも早いうちに誤字の怖さを理解できたようで良かったよ。
もしこれが登記申請だったら、
氏名が一字違うだけで登記は通らないからね。
あ、唐揚げ3個とライス大おかわりで。

通らないとどうなるんですか?

法務局から連絡が来て、軽微な不備であれば
「補正」をすることで登記を通してもらえる。
補正することができないような不備の場合には、
登記申請を一旦「取下げ」する必要があるんだ。
唐揚げもう3個おかわりお願いします。

決済の場合は登記が通ることを
司法書士が確認したうえでお金を動かしてもらうから、
「やっぱり登記できませんでした」と
後日取下げをするようなことがあってはならない。
補正で済んだとしても結局はお客様を
お待たせすることになってしまうから、
やっぱり登記申請は一発で通すべきだね。
ライスもう1杯おかわりで。

申請前のチェックがとても大事なんですね……
私もこんなミスをしないよう、これからは気を付けます!
ところでどんだけ食べるんですか?