後見diary 2024年-その6

6月21日

保佐の申立における、調査官面談に立ち会いました。
保佐の代理権目録に不足はないか、という心配はもちろんありましたが、ご本人の体調、調査官、病院の面会時間内に終わるだろうか…などいろいろな心配に押しつぶされそうでした。

6月24日

被後見人様宅の蛍光灯が切れており買ってきました。
後見人の責務に電球交換のような身の回りのお世話は含まれませんが、訪問介護支援にも含まれずこの隙間をどうするかという問題があります。
全て後見人が行うことはできませんが環境が整っていなければ支援することも実際よくあります。

6月26日

大きな交差点を急いで渡ろうと走って足が攣りました。
斜めに渡るご高齢の女性に気を取られていましたが、気にしないといけなかったのは自分のふくらはぎでした。

6月28日

市民税の口座振替申請書を提出しました。
書類は自治体によって違います。
最近は保護シールを貼って出すはがきタイプが多いのですが、ある市では封筒を作る必要があります。
たくさんの切り取り線、のりしろ①から③まで、山折りも①から②まで…久しぶりに工作した感があります。

7月1日

施設に伺うと、被後見人の女性はラウンジで入居者の女性と寛いでいらっしゃいました。
どうぞ、といっていただき同席させていただくことに。
女三人、夫婦喧嘩の話で大笑い。
先輩方の話は面白く含蓄と包容力があって、仕事とは思えないありがたい時間でした。

7月4日

被後見人様ご本人の思いとご親族の思いが違うことがあります。
後見人はもちろんご本人に寄り添うのが大原則ですが、ご本人のQOLのため必要であればご親族の意向を汲むことがあります。
そんな時はご本人、ご親族、関係する色々な専門職で話し合いご本人の理解を得ながら少しずつ進めます。